毛穴パテ職人「パーフェクティングベース&パウダー」を個人レビュー|既存下地と8時間比較!

ベースメイク

毛穴パテ職人から、新しく「パーフェクティングシリーズ」が登場しました。

毛穴パテ職人は2006年に誕生し、2026年でブランド20周年。今回のパーフェクティングシリーズは、これまで毛穴やメイク崩れについて研究してきた中での「集大成」として登場したシリーズです。

最近は、気温の上昇などによるメイク崩れだけでなく、乾燥しているのにテカる、毛穴だけでなく色ムラも気になるなど、ベースメイクに関する悩みも複雑になっています。今回の新シリーズでは、そんな複合的な肌悩みに対応するために「温度」に着目した新しい処方を採用しました。

毛穴が気になる方や、既存の毛穴崩れブロック下地から買い替えるか迷っている方は参考にしてみてください。

新作下地「パーフェクティングベース」の特徴

今回発売された新作下地が「毛穴パテ職人 パーフェクティングベース」です。

内容量は25mL、価格は1,650円。カラーは「ライトベージュ」の1色展開です。

紫外線カット効果はSPF50+・PA++++で、汗や水にも強いウォータープルーフ処方となっています。

最大の特徴は「ダブルフィルム設計」

今回のパーフェクティングシリーズで特に注目したいのが、新たに採用された「ダブルフィルム設計」です。

肌側には、肌の温度でとろけるようになじみ、毛穴の凹凸に密着する「密着ソフトフィルム」。その外側には薄い膜を形成し、ヨレやメイク崩れを防ぐ「鉄壁ガードフィルム」が形成されます。

この2つのフィルムによって、毛穴をカバーするだけでなく、崩れ・色ムラ・乾燥・テカリなど複合的な肌悩みにも対応する設計となっています。

さらに従来の商品から引き続き、光を拡散して毛穴やくすみを目立ちにくくする処方や、テカリ・毛穴落ちを防ぐためのパウダーも採用。グリシルグリシンやナイアシンアミドなどの保湿成分も配合されています。

毛穴崩れブロック下地との違いは?

今回比較するのが、既存商品の「毛穴崩れブロック下地」です。

従来品にも毛穴を光でぼかす処方や皮脂崩れ対策は採用されていますが、新作パーフェクティングベースでは、そこに新たに「ダブルフィルム設計」が加わっています

そのため今回は、

毛穴のカバー力だけでなく、時間が経ったときに仕上がりをどれだけ維持できるのか

という点にも注目して比較しました。

テクスチャー・色味を比較

まずは2つを手に出して比較してみました。

見た目から分かる違いとして、新作パーフェクティングベースは「ライトベージュ」、毛穴崩れブロック下地は「ピンクベージュ」です。

並べると色の違いはかなり分かりやすく、既存品の方がピンクみがあります。

毛穴崩れブロック下地

既存品は、かなりみずみずしくシャバシャバとしたテクスチャー。

手に出すと何もしなくても少し広がっていくほど軽く、伸ばしたときもサラッとしています。

色はピンクベージュなので、素肌感を残しながら、ほんのり血色感を加えてくれるような仕上がりです。

パーフェクティングベース

新作もみずみずしさはありますが、既存品と比べると少しなめらかなテクスチャーです。

伸びがよく、肌表面に薄い膜がピタッと密着するような感覚があります。

カラーはライトベージュで、既存品よりも色ムラの補正力やトーンアップ感を感じました。

仕上がりはどちらもセミマット寄り。

既存品は軽くナチュラル、新作はもう少し肌表面を均一に整えてくれる印象です。

半顔ずつ塗って仕上がりを比較

実際に、半顔に毛穴崩れブロック下地、もう半顔にパーフェクティングベースを塗って比較しました。

ちなみに私自身は、毛穴だけでなく赤みや色ムラなども気になる混合肌です。

毛穴崩れブロック下地の仕上がり

まず既存品から。

シャバシャバとした質感なので、顔に乗せてもすぐになじみます。

ただ、塗った瞬間に完全にサラサラになるわけではなく、少しうるおい感も残ります。そのため、上からファンデーションを重ねやすそうな仕上がりです。

ピンクベージュによって、ほんのり血色感もプラス肌を強くカバーするというより、素肌感を残しながら顔色を自然に整えてくれます。

毛穴についても、凹凸をしっかり埋めるというよりは、光によって毛穴の影をぼかして目立ちにくくするような仕上がりでした。

全体的に補正力はかなりナチュラルです。

パーフェクティングベースの仕上がり

続いて新作。

既存品よりもなめらかで、少量でもかなり広い範囲まで伸ばせます。

肌になじませると、体温でとろけるように広がっていく感覚があり、塗布後もほどよく保湿感が残ります。

つっぱる感じなどもなく、使いやすいテクスチャーでした。

色はライトベージュですが、極端に白くなるほどのトーンアップではありません。ただ、既存品と左右で比較すると、新作側の方が肌が少し明るく見えます

毛穴についても違いがありました。新作の方が毛穴部分にピタッと密着し、凹凸を均してくれるような感覚があります。その結果、肌全体がよりなめらかに見えました。

色ムラについても新作の方が補正力があり、既存品より肌全体の均一感があります。

単純にカバー力だけが高くなったというより、肌表面に薄い膜を1枚かけたように整えてくれる印象です。

ファンデーションを重ねるとどうなる?

続いて、それぞれの下地の上から同じファンデーションを重ねました。

今回使用したのは「メイベリン フィットミー リキッド ファンデーション R」です。

既存品はファンデーションを重ねやすい

毛穴崩れブロック下地はかなり薄膜なので、ファンデーションを重ねやすいです。

一方で下地そのものの補正力は控えめなので、最終的なカバー力については、上に重ねるファンデーションの性能に左右されやすい印象でした。

新作は下地の段階から均一感がある

新作側は、下地で作ったなめらかな土台を崩さず、その上にファンデーションが薄く乗ってくれます。

毛穴部分にファンデーションが厚く溜まって目立つ感じも出にくく、下地だけの状態よりさらに肌全体が均一に見えました。

新作「パーフェクティングパウダー」もレビュー

続いて、同じパーフェクティングシリーズから発売された「パーフェクティングパウダー」です。

価格は税込1,430円、SPF15・PA++。

ミラー付きのコンパクトな容器に入ったプレストタイプのパウダーなので、持ち運びやメイク直しにも使いやすい仕様です。

カラーはクリアベージュ。肌色を大きく変えにくく、ベースメイクの仕上がりを邪魔しにくい色味です。

こちらもパーフェクティングベースと同じく、ダブルフィルム設計を採用。

毛穴や色ムラをふんわりカバーしながら、さらさらとしたマット肌に仕上げる設計になっています。

パーフェクティングパウダーを実際に使った感想

実際に使ってみると、おでこや鼻のテカリが塗った瞬間に抑えられ、表面がかなりサラッとします。

ただ単純に皮脂を抑えるだけでなく、毛穴の影もふんわりとぼかしてくれる印象。

光の反射を抑えながら肌表面を整えてくれるので、ベースメイクの最後に使うことで全体の均一感が高まります。個人的には、もう少し大きめのサイズがあるとうれしかった。。

とはいえ、持ち運びやすさを重視するなら、現在のコンパクトなサイズ感はメリットとも言えます。

8時間後の崩れ方をチェック

そのまま約8時間過ごし、時間経過後の状態も確認しました。

まず全体的には皮脂が出ていて、テカリについては新作側・既存品側ともに大きな差はありませんでした。そこでティッシュオフして、確認します。

どちらもファンデーションが汚く崩れたり、毛穴部分に目立って溜まったりするような崩れ方はほとんどありませんでした。

既存品は全体的に少し薄くなる

毛穴崩れブロック下地側は、朝の仕上がりから全体的に少し薄くなった印象。

毛穴落ちしているわけではありませんが、時間の経過とともに補正感が弱くなり、頬の毛穴などが朝より少し見えやすくなっていました。

新作は補正感が残りやすい

一方、パーフェクティングベース側は朝からの変化が比較的小さめ。

特に頬の毛穴が気になる部分を見ると、毛穴のカバー感だけでなく、肌の明るさについても新作側の方が残っていました。

時間が経っても全体的にムラになりにくく、毛穴部分への密着感も残っています。

今回8時間比較した限りでは、皮脂をどちらが強く抑えるかという部分には大きな差を感じませんでした。

それよりも、

「毛穴や色ムラを整えた状態を、時間が経ってもどれだけ維持できるか」

という部分に、新作の良さが出ているように感じました。

不満を感じた点

使用感についてはかなり好印象でしたが、個人的に1つだけ気になったのが容器です。

既存の毛穴崩れブロック下地も新作パーフェクティングベースも、容器の底面積がかなり小さめ。

立てて置いていると、少し触れただけでも倒れやすいです。

パッケージ自体はかわいいのですが、使い勝手という点ではここだけ少し残念に感じました。

毛穴崩れブロック下地とパーフェクティングベース、どちらがおすすめ?

今回比較して感じた違いをまとめると、既存品と新作では目指している仕上がりが少し異なります。

毛穴崩れブロック下地がおすすめの人

毛穴崩れブロック下地は、

  • 素肌感のあるナチュラルな仕上がりが好き
  • ピンクベージュで血色感をプラスしたい
  • 軽くみずみずしい下地が好き
  • 毛穴をしっかり埋めるより自然にぼかしたい

という方に向いていると思います。

既存品だから性能が低いということではなく、軽さやナチュラルさを重視するなら現在でも十分使いやすい下地です。

パーフェクティングベースがおすすめの人

一方、新作は、

  • 毛穴の凹凸をよりなめらかに見せたい
  • 色ムラも一緒に補正したい
  • 下地だけでもある程度肌を均一に整えたい
  • 時間が経ったときの補正感も重視したい
  • 毛穴だけでなく崩れやテカリなど複数の悩みがある

という方に向いています。

今回比較して特に感じたのは、単純に「毛穴をもっと強く隠す下地」に進化したわけではないということ。

むしろ、

毛穴をきれいに整えた状態を、時間が経ってもなるべく崩さない

という方向への進化を感じました。

20年間の集大成らしいアップデート

今回、20年間の毛穴研究の集大成ということで個人的にもかなり期待していました。

実際に既存品と比較してみると、毛穴パテ職人らしい毛穴補正は残しながら、色ムラやメイク崩れまで含めて、より複雑になった肌悩みに対応できるようアップデートされています。

特に印象的だったのは、塗った直後だけではなく8時間後。

新作側の方が毛穴や色ムラを整えた状態が残りやすく、今回採用されたダブルフィルム設計の狙いを感じやすい結果になりました。

毛穴をとにかく埋めるだけではなく、自然な仕上がりと持続力の両方を重視したい方には、パーフェクティングベースはかなり使いやすい選択肢だと思います。

新作のパーフェクティングパウダーまで合わせることで、テカリを抑えながら毛穴をふんわりぼかし、より均一なベースメイクに仕上げられました。

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